伊藤国際学術研究センターでセミナーに参加して来ました。

赤門。ちょっと緊張します。

この研究会のセミナーは高名な先生方から広範囲にわたる医学情報をアップデートした内容で聴くことができるので、ずっと興味深々。一日がとても早く過ぎます。

米国の発表で腰椎と顔面骨（上顎骨と下顎骨）の骨密度測定し比較したところ、骨密度の加齢減少が起きるのは、腰椎では61歳から、顔面骨はなんとそれより早く、41歳からという結果が発表されたそうです。上顎骨の縮小と後退、下顎骨の減少と短縮という女性には全く嬉しくないたるみの一要因が、それも顔の骨から進んでいくとは！成人矯正治療はこの事実を踏まえて治療する必要がありますね。いかに早く、骨の侵襲が少なく治療を進めるか。子供の治療とはまた別の角度で治療方法を選択していく必要があります。顔も勿論ですが，身体の軸となる大切な骨のこと、日常では自分の骨が健康かどうか考えてもいませんが、骨粗鬆症のリスクは食生活や生活習慣、カルシウム、ビタミンDの摂取量などにより個人差が出てくるところです。慌ただしく毎日を過ごしている私としては、深く反省。まずは骨から。普段の生活から心がけたいと思います。

溝の口　神保矯正歯科

投稿日：2018年09月11日

投稿者：神保矯正歯科