抗酸化歯科研究会学術講演会

今年初の講演会に参加してきました。

プログラムは

ハーバード大学歯科医学部歯周病科教室 久世香澄先生の「Current Thinking in Periodontology」、神奈川歯科大学生体管理医学講座障害者歯科分野 小松智子先生の「唾液における抗酸化タンパク質について」、あさお歯科クリニック 大和田滋先生の「透析患者における歯周病」、中澤顎関節研究所の中澤勝宏先生の「顎関節治療最前線」などでした。

 

ここ数年メディアでも歯周疾患と全身疾患の関連性は伝えられてますが、日本ではまだまだ歯科と医科の連携が整えられていないため、口腔内の問題が身体の疾患に結び付けられて考えられていないのが現状です。透析患者さんの死亡原因の6割に低栄養が関係しているそうですが、第一の消化器官であるお口の環境変化による食事摂取量・消化機能の低下は低栄養の大きな要因として考えられているそうです。唾液中に含まれているラクトフェリンやヒスタチンは抗菌作用をもたらしてくれるため、唾液が出にくい状況や口腔内全体に十分な量が行き届かない状況は、口腔内の健康を損ない、しいては全身の疾患を導く結果になります。

普段、矯正医としての立場で 患者様の口腔内の健康をあずからせていただく仕事をしていますが、まだまだ咬合の重要性を伝えきれていないと考えさせられました。見た目を気にして矯正治療を始める患者様が多いのが事実ですが、さらに踏み込んで、かみ合わせをすことが身体の健康を保つ事に繋がるという意識が浸透することが目標ですね

溝の口 神保矯正歯科